これは彼の著書の中でも一番売れていて、かなり有名なので読んだことがある方は多いと思います。
人間関係の機微を描いたものはちらほらありますがここ数年で書店でも新しいものがドッと増えた感じがします。


しかしその中でもD・カーネギーは群を抜いています。
この本は経営者、営業マンから友達付き合い、恋人、夫婦関係・・・などに役立つ様々な例が本当に多岐にわたって実例が載っていて、ただただうならされるばかりです。
 「人のあらを探して暴くな」「相手の願望を知れ」「聞き手になれ」・・・など言葉ではわかってはいることを実例を使って懇々と教えてくれます。
このくらいの本になると千年後の世にも残っているかもしれません。 しかし例文が多く用いられていて、本書に関しては短編的な言葉よりも実例の方がかなり大きなウェイトを占めているので、例が古くなるにつれすたれていってしまうかもしれないと思うと残念です。
そういった意味ではナポレオンヒルのまとめかたの方が後世に語り継がれるのかもしれません。
2千数百年前の世界中でほぼ同時期くらいにキリストが現れたり仏教ができたり中国でも儒学、司馬遷の史記などができました。それから2千年経ってまたもや同じような人の心に深く根付くような書物が多く書かれています。
そこまで歴史書マニアではないのですがこの間の2千年にも当然様々な思想、宗教、または人物伝なども書かれたと思いますがなぜ目に付くのがこうも2千年前後も前のものが多いのでしょう。
 西暦2千年を超えるとき様々なジャンルの人が口々に色々なことを言いました。そういえばノストラダムスの大予言なんてありましたね。ちなみに僕は全く本を読まない子供だったのにたまたま読んだことがあって、今でも覚えていて寒気がするのですが、1990年前後の予言の一つに「魚の棲む池がだめになる」とありました。ちょうど湾岸戦争でペルシャ湾だったでしょうか?に重油が大量にまかれて大ニュースになったという事件がありました。小学6年生くらいだった僕は本当に怖くなって真剣な顔をして母にだけ知らせました。母は笑っていましたが僕にとっては大まじでした。
そんなこんなで大騒ぎだったノストラダムスですが今のところ大事にも至らず人類は存在しています。
 しかし今回の2千年で人間の生命波動とでも言うのでしょうか、そういうものが何か大きく変わったのかもしれません。
 脳の研究が進めば次はテレパシーなんて言われているように現在は産業や文化、地球規模の環境問題、宗教、様々なものが大きく変わっている最中なのでしょう。一つのスキルで一回の人生がしのぎきれなくなったのも人類史上初めてという分析もあります(兵隊を除く)。これから来る大きな混迷のために神様がカーネギーやナポレオンヒル、マーフィー、脳の開発などのお膳立てをしてくれたような気すらしてきます。これからの日本人は特にこういった部分も意識しながら生きていくべきでしょう。
なにしろ日本は米しか取れませんからね。